5月19日(日)〜5月27日(月)


<5月19日(日)>

この週,実は大学の授業がなかったりする。理由は,やっぱりベルグキルヒヴァイなのか…。盛り上がってるベルグキルヒヴァイを横目に見ながら,ザルツブルグにでかけた。祝祭大劇場ではストラヴィンスキーのバレエの観劇。夏の音楽祭の前にあるザルツブルグ聖霊降臨祭音楽祭の催し。

「結婚」は聴くのも観るのも初めて。ピアノが4台必要なこの曲,演奏される機会はあまりないと思う。振り付けは,ニジンスキーのオリジナルだそうだ。他の2曲も,音楽を聴くだけの時とはちがって,音のイメージが動きと対応していてとても面白い。しかし,すごい公演ができるなぁと,そんなことに感心する。


<5月20日(月)>

ハラインの塩坑を訪れた。ザルツブルグからローカル線でハラインまで行って,そこからタクシーでSarzburgwerkまで。塩坑とは,塩を掘り出すための坑道のこと。有史以来,ここでは塩が生産されてきた。その坑道にもぐっていくツアー。実はザルツブルグ近郊には,このような塩坑がいくつかある。

夜は祝祭大劇場で,ドイツレクイエム。

ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団は,15年ほど前にバレンボイムが創設したオーケストラらしい。最近,音友とか読まないので知らなかったなぁ。


<5月21日(木)>

エアランゲンに帰ったのは夜。ベルグの観覧車が見られてちょっと嬉しい。

観覧車
ベルグはまだ賑やか

<5月22日(水)>

フランクフルトに移動。夜,Alteoperでの演奏会。

  • R. Strauss:ドン・キ・ホーテ
  • Brahms:交響曲1番 c-moll op. 68
    • ドイツ交響楽団
    • 指揮:Kento Nagano
    • チェロ:Gautier Capoucon
    • ビオラ:Annemarie Moorcroft

Alteoperはとても縦に長いホールで,いつもはそこそこの値段の2階席とか3階席だった。今回は,ほぼ舞台にかぶりつき。ドン・キ・ホーテでは,カプソンのチェロのエンドピンの延長にいる感じだった。それでわかったことは,このホール,前で聴くとものすごく音が良いということ。何事もそうかもしれないけど,ケチってはいけないのだ。

何がすごかったって,それはもうカプソンのチェロ。気迫のこもった演奏で,震えた。

alteoper
Alteoperの4列目の席から

ところで,この日フランクフルトでは何かのイベントがあるらしく,ホテル代が高騰。宿は特急で1駅乗ったアシャーフェンブルグまで行って泊まった。最終電車で移動したのだけど,それがかなり遅れた上に,宿が地図で見ていた感じよりかなり遠い。宿についたら,「どこにいたの!」と言われて,「電車の遅れで…」とか言い訳。安宿の常で,一定の時間でレセプションを閉めることになってたようだ。遅れてすみません…。


<5月23日(木)>

そんなわけで,翌朝はアシャーフェンブルグの町をまわった。お城(ヨハニスブルグ城)のまわりが観光ポイント。ホテルからは,教会の庭を経由して,城壁の外から細い道を通っていった。ここ,季節がよければ花のトンネルになるのかも知れない。

ヨハニスブルク城
ヨハニスブルク城
花のトンネル
花のトンネル
城から観たマイン川
城から観たマイン川
ヨハニスブルグ城の反対側
ヨハニスブルグ城の反対側

<5月24日(金)>

ベルグキルヒヴァイの会場側に住んでいる特権でもらった券で,観覧車に乗った。柵が低くて安全ベルトもない自己責任系のアトラクションで,心中おだやかではない。…写真を撮るのも怖い感じ。でも,いつもは見えないエアランゲンの全貌が見えて面白かった。

町の東
町の東
町の南
町の南
町の西
町の西
足下のジェットコースター
足下のジェットコースター

出店をみていると,豚まんそっくりなものを打っていた。「中に何が入ってるの?」と聞いたら,何も入ってなくてソースで食べるということ。で,買ってみたら,ソースはバニラソース。甘い。半分も要らんな。

豚まん風
豚まんを売ってるのか…
バニラソース
実は丼大のカップに一杯のバニラソースにどっぷりつかっている

ベルグキルヒヴァイの期間中,23時まで演奏が許可されている。会場ではあちこちでいろんな音楽が鳴っている。オクトーバーフェストやホフブロイハウスのブラスバンドもあるし,カントリーやポップスも鳴っている。家に居るとあちこちから同時に聞こえるカオス状態。さすがに9時ごろをまわるとやかましく感じる。

そして,23時をまわっても,実は静かにはならない。会場に残った人たちが演奏無しで大騒ぎ。それが静まるのがだいたい24時半ごろ。なかなかなエネルギーですよ!

そして…夜が明けると,早朝から会場ではトンカン音がする。毎日これをやっている。何をしているのか見に行ってみた。すると,前日に会場で壊れた椅子や机を修理している音だった。みんなのってくると,文字通り椅子や机にのって,ジャンプする。そら,壊れるわな。しかし,いろんなことがあるなぁ。


ベルグの会
ベルグの会。一番奥が私。(撮影:Y中先生)

<5月25日(土)>

あまり天気の良くないベルグキルヒヴァイの週。でも,この日は良い天気。11時からY中先生と場所取りをして,三々五々集まった在留日本人の方々とベルグの会。めちゃめちゃ楽しかった。

夕方6時ごろまで飲んで,その後S美さんの家に場所を移して,バイエルンミュンヘンの試合観戦。もちろん勝った!

帰りは2時ごろ。ハウプトシュトラッセを歩いて帰った。すると,実はやかましいのはここだった。なんと,通り沿いの店が大音量で音楽を流している。若者がたくさん入っている。外に流れ出す音楽や歓声は,ベルグの会場より大きいかも。なんと,家に帰るとここはもう静かだった。家を借りるときに,この時期はやかましいよ,と言われていたけど,ここの方がよかったのかもね。大騒ぎを観るのはおもしろいし。

しかし,この土曜日,長い長〜い,楽しい1日になった。


<5月27日(月)>

ベルグキルヒヴァイの最終日。これで楽しいお祭りが終わってしまう。新聞には,「寒くて雨で,がらがらのベルグキルヒヴァイ」という見出し。確かに,ずっと雨だった。ベルグの会を企画した25日は,本当にめずらしい1日だったのでした。


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